「会社から取るよう言われた」という受験者も多いですが、取得後のメリットを理解しておくとモチベーションにつながります。
メリット① 職場で法令上必要な役職に就ける
常時50人以上の事業場では衛生管理者の選任が法律で義務です。免許がなければこの役職には就けません。
会社にとっては「法令を守るために必要な人材」であるため、取得者は社内での信頼度が上がります。
メリット② 健康管理・職場環境の専門知識が身につく
試験勉強で学ぶ内容は実務に直結します。
| 学べる知識 | 活用場面 |
|---|---|
| 健康診断の義務・事後措置 | 社員の健康管理・産業医との連携 |
| 作業環境の基準 | オフィス環境の改善(温度・照度・CO₂等) |
| ストレスチェック制度 | メンタルヘルス対策の推進 |
| 法令の選任要件 | 衛生委員会の運営・労働局への届出 |
メリット③ 資格手当がつく場合がある
| 相場 | 内容 |
|---|---|
| 月3,000〜10,000円 | 中小企業での一般的な相場 |
| 月10,000〜30,000円 | 大企業・専任衛生管理者として従事する場合 |
会社によって有無・金額が異なりますが、取得後に会社に確認する価値があります。
メリット④ 転職時に評価される
| 転職先の業種 | 評価の程度 |
|---|---|
| 情報通信・金融・サービス業 | 有利(第二種で選任できる) |
| 製造業・建設業等 | 第二種では選任できないため評価は限定的 |
転職時のアピール材料にする場合、第一種の方が汎用性が高い点は押さえておきましょう。
「役に立たない」と言われる理由
「第二種衛生管理者は役に立たない」という声も一部にあります。主な理由は以下の2つです。
- 製造業等では選任できない:転職先が第一種必須の業種だと使えない
- 資格手当がない会社もある:取得しても給与に反映されないケース
ただし「法令上必要な役職に就ける」という点は変わらないため、自社の業種と照らし合わせて判断してください。