令和1年・10月・労働生理 第20問
問題
一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 傷病者の肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか?」と呼びかけて、反応がない場合は、その場で大声で叫んで周囲の注意を喚起し、応援を呼ぶ。
- (2) 反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者は、回復体位をとらせて安静にして、経過を観察する。
- (3) 人工呼吸が可能な場合、心肺蘇生は、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返して行う。
- (4) 口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに約3秒かけて傷病者の胸の盛り上がりが確認できる程度まで吹き込む。
- (5) 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで、1分間に100~120回のテンポで行う。
正答
正答は (4) です。
解説
正解の理由
正答(4)は、設問が問う「最も適切でないもの」に該当します。
他の選択肢
(1)
(1)「傷病者の肩を軽くたたきながら「大丈夫ですか?。」と呼びかけて、反応がない…」は一見もっともらしいですが、正答(4)「口対口人工呼吸は、傷病者の鼻をつまみ、1回の吹き込みに約3秒かけて傷病者の胸の…」ほど学習・制度・実務の観点で問題がある記述ではありません。「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます
(2、3、5)
いずれも、単体では適切な記述に当たります。本問は「最も適切でないもの」を選ぶ形式のため、正答は(4)です。四肢を比較し、最も不適切な一つだけを選びます。