令和7年・後期・労働生理 第22問
問題
消化器系に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- (1) 無機塩及びビタミン類は酵素による分解を受けないでそのまま吸収される。
- (2) 唾液はデンプンをより小さい糖に分解する消化酵素を含む。
- (3) ペプシノーゲンは胃酸によってペプシンという消化酵素になり蛋白質を分解する。
- (4) 胆汁は酸性で消化酵素は含まないが食物中の脂肪を乳化させ脂肪分解の働きを助ける。
- (5) 小腸の表面はビロード状の絨毛という小突起で覆われており栄養素の吸収の効率を上げるために役立っている。
正答
正答は (4) です。
解説
他の選択肢
(1、3)
いずれも、単体では適切な記述に当たります。本問は「最も適切でないもの」を選ぶ形式のため、正答は(4)です。四肢を比較し、最も不適切な一つだけを選びます。
(2)
「小さい」という方向が実際と逆、または限定が強すぎる記述です。正答の論点と数値・程度の関係を照合してください。
(5)
単体では妥当な学習法・対応に当たります。「最も適切でないもの」として選ぶ正答にはなりません。「小腸の表面はビロード状の絨毛という小突起で覆われており栄養素の吸収の効率を上げるために役立っている。」は、単体では適切な学習法・正しい対応に当たります。したがって「最も適切でないもの」として選ぶ正答にはなりません。本問の正答は(4)「胆汁は酸性で消化酵素は含まないが食物中の脂肪を乳化させ脂肪分解の働きを助ける。」です。この記述は、学習効果を著しく損ねる・明らかに誤った方針であり、他の肢より「最も不適切」と言えます。よくある誤解は、「正しい学習法か」で各肢を判断してしまい、(4)のような明らかに有害な記述を見落とすことです。設問文の「最も適切でない」を先に線引きし、四肢を比較して選んでください