第二種衛生管理者は「有害業務のない(少ない)業種」に限って選任できます。自社の業種がどちらに該当するかを確認しましょう。
第二種衛生管理者で選任できる主な業種
| 業種分類 |
具体例 |
| 情報通信業 |
ソフトウェア会社・IT企業・インターネットサービス |
| 金融業・保険業 |
銀行・信用金庫・証券会社・保険会社 |
| 不動産業 |
不動産仲介・管理・賃貸 |
| 卸売業・小売業(一部) |
一般小売業・スーパーマーケット・百貨店 |
| サービス業(各種) |
コンサルティング・広告代理店・調査会社 |
| 宿泊業・飲食業(一部) |
ホテル・旅館(製造工程のないもの) |
| 教育・学習支援業 |
学校・塾・予備校・研修機関 |
| 複合サービス業 |
協同組合等 |
第一種衛生管理者が必要な主な業種
| 業種分類 |
具体例 |
| 製造業 |
食品・化学・機械・電気・自動車メーカー等すべての製造業 |
| 建設業 |
建設・土木・電気工事 |
| 農林水産業 |
農業・林業・漁業 |
| 鉱業 |
採掘・採石 |
| 電気・ガス・水道・熱供給業 |
電力・ガス会社 |
| 運送業 |
物流・トラック・航空・海運 |
| 医療業 |
病院・クリニック・歯科 |
| 清掃業 |
廃棄物処理・ビル清掃 |
| 自動車整備業 |
整備工場・ディーラーの整備部門 |
判断に迷う業種
| 業種 |
判断のポイント |
| 食品販売(スーパー等) |
販売のみ→第二種可。自社製造あり→第一種が必要 |
| 病院(事務部門) |
病院全体で第一種が必要(事務のみでも病院という事業場単位で判断) |
| 物流会社の事務職 |
事業場が運送業に該当すれば第一種が必要 |
| IT企業でサーバー管理 |
製造業・鉱業等に該当しなければ第二種可 |
業種の判断は「事業内容」ではなく「事業場の主たる業種」で決まります。判断に迷う場合は労働基準監督署または各センターに確認してください。
試験で狙われる頻出ポイント
- 「第二種は全業種で使える」→ 誤り(有害業務のない業種のみ)
- 「病院の事務員は第二種衛生管理者でよい」→ 誤り(病院は医療業として第一種が必要)
- 「情報通信業は第一種が必要」→ 誤り(第二種で足りる)
- 「同じ会社でも部署によって必要な区分が変わる」→ 誤り(事業場単位で判断する)
- 令和7年後期 第201問(業種と区分)
- 令和6年後期 第202問(第一種が必要な業種)
- オリジナル問題 第105問(判断に迷う業種)