令和7年・後期・労働衛生

令和7年・後期・労働衛生 第13問

問題

一次救命処置に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. (1) 一次救命処置はできる限り単独で行うことは避け大声で周囲に呼びかけ応援を求める。
  2. (2) 傷病者の胸と腹部の動きを観察し上下に動いていない場合やよくわからない場合は心停止とみなし心肺蘇生を開始する。
  3. (3) 胸骨圧迫は胸が約5cm沈む強さで胸骨の上半分を圧迫し1分間に100〜120回のテンポで行う。
  4. (4) 気道を確保するためには片手で額を押さえながらもう一方の手の指であご先を上に引き上げるようにする。
  5. (5) AEDを用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショック不要の音声メッセージが出たときは胸骨圧迫を再開し心肺蘇生を続ける。

正答

正答は (3) です。

解説

他の選択肢

  • (1、2)

    いずれも、単体では適切な記述に当たります。本問は「最も適切でないもの」を選ぶ形式のため、正答は(3)です。四肢を比較し、最も不適切な一つだけを選びます。

  • (4)

    単体では妥当な学習法・対応に当たります。「最も適切でないもの」として選ぶ正答にはなりません。「気道を確保するためには片手で額を押さえながらもう一方の手の指であご先を上に引き上げるようにする。」は、単体では適切な学習法・正しい対応に当たります。したがって「最も適切でないもの」として選ぶ正答にはなりません。本問の正答は(3)「胸骨圧迫は胸が約5cm沈む強さで胸骨の上半分を圧迫し1分間に100〜120回のテンポで行う。」です。この記述は、学習効果を著しく損ねる・明らかに誤った方針であり、他の肢より「最も不適切」と言えます。よくある誤解は、「正しい学習法か」で各肢を判断してしまい、(4)のような明らかに有害な記述を見落とすことです。設問文の「最も適切でない」を先に線引きし、四肢を比較して選んでください

  • (5)

    作業主任者の選任が必要な作業の組合せ()を含んでいません。解説のとおり、該当作業と非該当作業の区別を確認してください