呼吸用保護具は正しく選定し、顔面にフィットしていることを確認しなければ効果がありません。フィットテストの義務化が近年の重要ポイントです。
呼吸用保護具の種類と使用場面
| 種類 | 使用場面 | 特徴 |
|---|---|---|
| 防じんマスク | 粉じん・ヒューム・ミスト | フィルターで粒子を捕集 |
| 防毒マスク | 有害ガス・蒸気 | 吸収缶で有害物を除去 |
| 電動ファン付き防じんマスク(PAPR) | 粉じんが多い環境 | 電動ファンで空気を供給 |
| 送気マスク | 酸素欠乏・高濃度ガス | 清浄な空気を送る |
| 空気呼吸器(SCBA) | 緊急時・高濃度有毒ガス | ボンベの空気を呼吸 |
着用適合性検査(フィットテスト)
顔面とマスクの密着を確認する検査です。密着が不十分だと隙間から有害物が漏れ込みます。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 定性的フィットテスト | 甘い・苦い等の味覚・嗅覚で漏れを確認 |
| 定量的フィットテスト | 機器でマスク内外の粒子濃度を測定 |
試験で狙われる頻出ポイント
- 「防じんマスクはガス・蒸気にも有効」→ 誤り(防じんマスクは粒子状物質のみに有効)
- 「マスクは顔面に密着していなくても効果がある」→ 誤り(密着が不十分だと漏れが生じる)
- 「送気マスクは粉じんの多い作業に最適」→ 誤り(粉じんは防じんマスクが基本。送気マスクは酸欠等に必要)
- 「フィットテストは一度実施すれば永久的に有効」→ 誤り(定期的・体型変化時等に再実施が必要)