第二種衛生管理者試験の労働生理の基礎の押さえ方

第二種衛生管理者試験の労働生理は10問・100点満点、40点未満は科目別足切り不合格です。本記事では疲労・温熱生理・夜勤・人体機能の論点と、数値暗記・因果の読み取りの押さえ方を表で整理します。

この記事の信頼性について

執筆二衛マスター編集部(資格学習サイトの編集チーム)
確認公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者)
事実確認日2026-06-18
主な参照元

1労働生理10問の位置づけ

本試験30問のうち労働生理は10問・100点、1問10点換算です。科目別40点(10問中4問正解)が足切りラインです。演習は50点(初期)→60点(安定)→70点(本番目標)と段階を上げます。後回しにされがちですが、配点100点は法令・衛生と同じです。第二種衛生管理者試験の3ヶ月勉強計画 では週2時間を労働生理に配分する想定です。

項目内容
問数10問
配点100点
足切り40点以上
演習目標60点安定・70点本番

2労働生理で問われる人体の8系統

労働生理は人体の働きを系統ごとに問います。頻出は循環器(心臓・血液)・呼吸器・神経・体温調節・腎臓泌尿器・代謝/肝臓・感覚・筋肉の8系統に、疲労・睡眠・ストレスを加えた範囲です。多くは「中枢の場所」「数値」「交感/副交感の働き」を入れ替えた誤り選択肢で出ます。系統ごとに代表的な数値と中枢を1つずつ覚えると、10問中6問(60点)が安定します。

系統代表的な要点
循環器洞結節がペースメーカー・体循環/肺循環
呼吸呼吸中枢は延髄・外呼吸/内呼吸
神経交感(活動)と副交感(安静)が拮抗
体温・腎臓体温調節中枢は視床下部・尿は腎臓で生成

3循環器・血液・呼吸の頻出ポイント

心臓は右心房にある洞結節(洞房結節)が拍動の起点で、自律神経の影響を受けます。血液の流れは全身をめぐる体循環(大循環)と肺をめぐる肺循環(小循環)の2系統です。血液は体重の約13分の1(約8%)で、酸素を運ぶのは赤血球中のヘモグロビンです。

  • 赤血球の寿命は約120日
  • 白血球は免疫
  • 血小板は止血を担い

呼吸は肺での外呼吸と組織での内呼吸に分かれ、呼吸中枢は延髄にあります(視床下部とするのは誤りの定番です)。

項目押さえる事実
心臓洞結節がペースメーカー
血液量体重の約1/13(約8%)
赤血球寿命約120日・酸素運搬
呼吸中枢延髄(視床下部ではない)

4神経・体温調節・腎臓・感覚の頻出ポイント

神経は中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経に分かれ、自律神経は交感神経(活動・緊張時に優位)と副交感神経(安静・休息時に優位)が拮抗して働きます。

  • 体温調節の中枢は間脳の視床下部で
  • 暑熱時は発汗
  • 寒冷時はふるえで体温を一定に保ちます(恒常性)

腎臓は糸球体で血液をろ過して尿をつくり、肝臓は代謝・解毒・胆汁の生成などを担います。中枢の場所と「交感/副交感」の働きの入れ替えが、誤り選択肢の定番です。

機能中枢・要点
自律神経交感=活動・副交感=安静
体温調節中枢は視床下部・発汗/ふるえ
腎臓糸球体でろ過し尿を生成
肝臓代謝・解毒・胆汁生成

5疲労・睡眠・ストレスと10問演習の進め方

疲労は原因→症状→回復(休息・睡眠)の因果で、睡眠は質・時間・リズムの乱れ(夜勤)が頻出です。ストレスは心身への影響を押さえます。学習は系統ごとに「中枢・数値・交感/副交感」を1枚に整理し、労働生理タグ付き10問を週2回・30分(1問3分)で解いてください。1周目40点以上→2周目50点以上→本番70点を目安に、グラフ問題は軸と傾向だけをメモします。

  • 労働衛生のWBGTと混同しやすいので
  • 生理=からだの反応
  • 衛生=現場測定で科目タグを分け
時間目標
1周目30分40点以上
2周目20分50点以上
3周目誤答のみ70点以上

6関連ガイド

出題範囲の地図は 第二種衛生管理者試験の出題範囲の概要、科目配点は 第二種衛生管理者試験の科目構成と配点 を参照してください。労働衛生との視点の違いは 第二種衛生管理者試験の労働衛生の基礎の押さえ方、出題傾向は 第二種衛生管理者試験の労働生理の過去問での出題傾向 へ進みます。科目別過去問は 第二種衛生管理者試験の分野別過去問の解き方、演習目標210/300点は 第二種衛生管理者試験の合格基準と目標得点 が補足になります。

7よくある質問

労働生理は暗記中心で対策できますか?
数値・用語の暗記は必要ですが、因果の読み取りも10問の半数近くを占めます。10問中4問(40点)を確保するには、原因→症状→対策の3列ノートと週2回・30分の演習がセットです。グラフ問題は軸と傾向だけをメモし、丸暗記を避けてください。
労働生理を後回しにしても大丈夫ですか?
おすすめしません。10問・100点・40点足切りがあり、総合210/300点でも生理30点なら不合格です。第二種衛生管理者試験の3ヶ月勉強計画 では週2時間を固定し、火曜・金曜の30分枠で10問セットを必ず実施してください。
温熱の問題を労働衛生と混同してしまいます。どう整理すればよいですか?
労働衛生はWBGT測定・措置の技術、労働生理は体温調節・発汗などからだの反応を問います。演習の科目タグで分類し、第二種衛生管理者試験の労働衛生の基礎の押さえ方 と本記事を交互に復習すると整理しやすくなります。60点以上が2週続いたら30問通し演習で210/300点を確認してください。

記事の基本情報

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公式情報の確認

公式情報の確認:第二種衛生管理者試験の最新情報は、安全衛生技術試験協会(公式)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。